(左が、東京若枝教会出身の元庭師のT修養生、右が茅ヶ崎教会出身のHO訓練生)
(あれ~、ほんとうにみんな、構内作業してたの??休憩時間ですっ!)
2月20日(水)、今年度最後の奉仕研修が行われました。最後のしめくくりは構内作業でした。奉仕研修の大切なねらいは、仕える人として整えられることですが、先ず体を動かすことが仕えることの基本です。今回の構内作業は、構内の樹木の剪定が主なる作業内容でした。
高く聳え立つ棕櫚(シュロ)の葉を、脚立を立てを落とし、ソテツも重ね合わさって葉が混雑しているところを切り落としました。
本館北側のマキは、その形を整え、ツバキ系の樹木は、昨夏チャドクガにだいぶやられていたので、学院入学前、庭師をしていたという修養生の指導で、密集している生い茂っている葉や枝を落とし、十分に風がとおり陽光が中まで届くようにしてくれました。
本館南側のサクラの大樹は、枝が建物に当たっていたので、枝を落としました。ただ、2階の窓から、手で触れるところにサクラの花々を見ることができるので、建物に当たっていなければ、切らずに残しました。サクラのつぼみがだいぶふくらんできました。開花が楽しみです。サクラが満開の頃には入学式が行われます。今年は何人入学するのでしょうか?祈る気持ちで作業を続行。
西側の塀内は、空き缶やコンビニエンスストアの袋などがよく捨てられる場所で、そのスペースのゴミ拾いをしました。その様々なゴミの中に、女の子用キックスクーターがありました。たわしで水洗いしたら、ピカピカになって、まだまだ使える代物でした。学院教会のお子さんが置き忘れたのか?持ち主が判明せず、引き取り手がなければ、寮と本館・教室の往来に女子寮で使ってみては・・・?
ツバキ組は、午後も延長して剪定作業を続け、4時からの水曜作業に合流し、チャドクガの死骸の毛を浴びてしっしんができてしまうという健闘ぶり・・・。
風のない穏やかな一日、心地良い汗をかき、心も体も健やかなときを過ごしました。
(男子舎監 佐藤義則)
棕櫚高き 日に臨みゆき 主は近し
(豊中泉教会出身 HO記)
庭の隅 風ひき女(め)二人 くず拾い
剪定作業を外されて、春の匂いにおしゃべりも花咲く構内作業。
(東京中央教会出身 MM記)
最後の奉仕研修 構内作業。
晴天にて気分転換になりました。何よりもオープンカフェのティータイムが最高でした。
(水郷めぐみ教会出身 HS記)
こんなにも一本の木と向き合うのは初めてでした。Tさんから少しずつレクチャーを受けながらでしたが、この木にとってどうすることが良いのか、この木の将来を考えたり、この木の気持ちになってみたり…剪定って奥が深いなぁ…!神さまの御業を思わされました。
(水海道独立教会出身 MO記)
かねてから害虫の大量発生で悩みの種だった椿を、スッキリ風通しの良い自然風剪定で仕上げてみました!
理論上は、こうする事でチャドクガなどの大発生を予防出来ます。
自分自身の心も、農夫である神様に手入れしてもらって、聖霊の風通しよく罪がはびこりにくい状態に変えて頂かなくては……そんな事を思いながら作業しました。
(東京若枝教会出身 RT記)